耳鼻科で診察される鼻の不調

耳鼻科で診察してもらえる症状

耳鼻科では、どんな症状を診察してもらえるのでしょうか。

耳鼻科という名前から、耳や鼻の症状を診察してもらえることが分かります。

耳鼻科を調べていると時折、耳鼻科咽喉科という文字を目にしませんか。

咽喉とは喉のことを指します。

このため耳鼻咽喉科は、肩から上に症状を診察してもらえる科です。

それでは耳鼻科と耳鼻咽喉科は、何が違うのでしょうか。

実は耳鼻科と耳鼻咽喉科は同じ意味です。

看板に書く文字が多くなる、漢字の読み方が難しいことから、「咽喉」という文字がよく省略されています。

喉のイガイガがひどいけど近くに耳鼻科しかない、という時は、近くの耳鼻科へ行けば、喉の診察も行ってくれます。

診察してもらえる鼻の症状

鼻に異常を感じるとき、耳鼻科で診察をしてもらえます。

具体的にいうと、鼻の中が乾燥している#痛い#かゆい#におうという不調は、耳鼻科へ行ったほうがよいでしょう。

逆に匂いが分からないという場合も、耳鼻科で診察してもらえます。

鼻から少し位置がズレますが、頬や目の周りが痛い場合も、耳鼻科へ行ったほうがいい場合があります。

というのも、鼻に近い頬や目の周りには、副鼻腔という空洞があるからです。

副鼻腔にウイルスや細菌が入ってしまうと、炎症を起こしてしまいます。

副鼻腔炎と呼ばれるこの症状を治療は耳鼻科で行えます。

このため鼻だけではなく、頬や目の周りが痛いときも耳鼻科へ行ったほうがよいです。

副鼻腔炎の特徴は、頬や目の周りの痛みだけではなく、膿と混ざった黄色いベタベタとした鼻水が出る、といった特徴もあります。

「鼻が痛い#かゆい」という説明ではなく、もっと具体的な病状を知りたいという人のために、耳鼻科で治療できる鼻の病名もまとめておきます。

1つは鼻炎。

鼻の粘膜が炎症する症状で、急性鼻炎と慢性鼻炎があります。

2つ目は副鼻腔炎。

先ほど説明した副鼻腔が炎症を起こす症状です。

こちらも急性鼻炎と慢性鼻炎があります。

3つ目が鼻出血、いわゆる鼻血です。

耳鼻科では鼻のアレルギー治療も行っています。

鼻水がよく出るアレルギーといえば、花粉症です。

花粉症の治療は、耳鼻科#アレルギー科へ行えます。

鼻水がひどいだけで耳鼻科へ行っていいの?

体は健康で異常はないはずなのに、なぜか鼻水が止まらない。

けれども鼻水だけの症状で、耳鼻科へ行っていいものか悩む、という人はいませんか。

耳鼻科へ行くか行かないかは症状ではなく、「日常生活に支障があるか?」という点で決めればよいでしょう。

鼻で息がしづらくなると生活の質は著しく下がります。

睡眠の質は下がりますし、匂いだけではなく味も分かりにくくなります。

ビジネスやプライベートに差し支えがある場合は、ありきたりな症状でも耳鼻科で治療をうけたほうがよいでしょう。