鼻水の症状
何らかの原因で鼻水のつらい症状が出ることもあります。
たとえば鼻水が止まらなくなるというもの。
症状がひどいときなどティッシュやハンカチが手放せず、常に鼻に当てておかないと鼻水が垂れてくるといった症状が出ることもあります。
鼻水が垂れることはないものの、つまるといった症状もあります。
垂れるのに比べたらマシと思えるかもしれませんが、こちらもつらい症状になることも多いです。
症状がひどいと鼻で息ができず、口で呼吸することになります。
鼻で呼吸するときに比べて喉が乾燥して痛くなるといった二次的症状が出ることもありますね。
さらに鼻がつまっていると常に鼻声になって恥ずかしい、食べ物の味がわからないなど、お悩みになることもあります。
このように鼻水もひどくなるとつらい症状になりがちで、できる限り早く治療したいところでしょう。
そのようなときは病院へ行くといいのですが、これらは耳鼻科で対応可能です。
つらい鼻水は耳鼻科が専門に
鼻水が垂れる、鼻がつまるなど、つらい症状を特に専門としているのは耳鼻科です。
耳鼻科は耳、鼻、喉の症状が専門となる病院ですが、つらい鼻水は鼻の症状となります。
まさに耳鼻科が専門としている症状になりますから、特に専門的診察を受けたいときは耳鼻科に行くといいです。
こちらで行われる診察は、鼻の奥まで含めた詳細なものです。
鼻の奥は通常は見えませんが、その奥で異常が起きる病気もあります。
それらに対応するために耳鼻科では鼻の奥まで詳細に観察する機器を用意していることがほとんどなのです。
鼻にカメラを入れられるというと少し痛そうですよね。
これはあまり心配いらず、入れられるのは非常に細長い綿棒のようなケーブルです。
それ自体がカメラという精密機器になり、実際に鼻に入れられると少しツンとする感じはありますが、あまり痛みはありません。
それにより現在の鼻の状況を確認し、鼻水の原因を診断していきます。
その結果、風邪や花粉症といった診断になることもありますし、その他の鼻の病気だとわかることもあります。
いずれにせよつらい鼻水の症状は耳鼻科で診察を受けられますから、専門の診察を受けたい方は利用するといいでしょう。
内科でも診察は受けられる?
つらい鼻水の症状は内科でも診察は受けられますが、耳鼻科で行われるような鼻の奥の診察はできません。
問診や聴診、口を開けて喉を見るといった診察を総合して診察が行われます。
その鼻水が風邪や花粉症といったものならこれら内科の診察でも対応できます。
おそらくは風邪や花粉症ではと自分で思うときは、一度内科で診察を受けてもOKです。
ただし鼻の奥の診察はできませんから、鼻の病気の可能性も含めて診察を受けたいときはなるべく耳鼻科を選んでください。